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2005年01月17日

[同人] TETSUJIN 28 CO (テツジン28コ)

 昨年末に開催されたコミックマーケット67での一番の収穫かもしれない・・・
TETSUJIN 28 CO (テツジン28コ)Vol.1Plus~Vol.3
 ★ TETSUJIN 28 CO (テツジン28コ)
 ★ 大富寺 航
 ★ edit

 を紹介します。

 即売会で初見のサークルさんの本を購入する殆どの人が「気になった表紙の本を手に取り → 中を確認し → その時点で気に入れば購入」といった工程を経ると思うのですが、帰宅してから冷静になってその本を読んでみると意外と面白くなかったりすることもまた多いのではないかと思います。
 まぁちょっと考えてみれば分かることなのですが、即売会の会場では本の中身を見て購入に至る条件というものの大部分が「その作者の描く絵が自分の好みであるか否か」といった「漫画としての面白さ」の本質にはあまり関係のないところ(全く関係無い訳ではなく、その割合が小さいという意)に依っているからと思うのです。

 で、この作品についても氏の描く絵がワタシの好みであるということで購入に至ったわけですが(あと作品のジャンルくらいは確認します≪この場合はコメディ≫)、あとでちゃんと読んでみると凄く面白かったわけです。
 絵自体が達者である事は言うまでもないのですが、とにかく「漫画の絵」として非常によく描けてるなってのが最初の印象。オーソドックスながらも強弱に富んだコマ割り。作品を非常にテンポ良く読ませてくれます。少女から女性、男性に至るまでしっかり描き分けられていて(年歳を重ねたキャラクターが登場しないので、それを描き分けられるのかについては不明)いるのも良い。あと、キャラクターの表情がとっても良い(^^)。
 この作者よりも絵が達者な人はそれこそ数え切れないほどいるとは思うけど、ちゃんと漫画作品として成立させている人はあまり多くはないのではないでしょうか。
 ストーリーですが、かいつまんで言えば・・・「主人公の前に突然現れた『ニハ』と名乗るアンドロイドと彼女に関わるキャラクター達が巻き起こすどたばたコメディ」・・・って感じでまぁよくある「押し掛け型のコメディ」な作品です。まだ序盤(様々なキャラクターが登場して『ニハ』と遭遇するといった段階)なので、ストーリー自体に特にコレといった軸があるわけではないのですが、現状で非常に面白い作品に仕上がっていると思います。

 この本の「VOL.1 PLUS」の前書きに書かれているのですが、この作品が作者にとっての初めてのオリジナル作品だそうで、その割りには一作品として洗練されているのにはちょっと驚きました。パロディで非常に面白い作品を描いていてもオリジナル作品はあまり面白くない・・・自ら魅力あるキャラクターを創造することができない人の方が多いと思うので・・・。

 とにかく今後も要チェックなサークル&作者さんであることは間違いないでしょう。
 

投稿者 Humi : 02:08 | コメント (0) | トラックバック (0)

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