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2005年02月01日
[同人] 美しい椅子
先日、とらのあなにて購入(コミケでは廻りきれず未購入)できましたこの作品・・・
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★ 美しい椅子
★ 遠藤嵩弘 / 相田裕
★ tetrastation /JEWEL BOX
・・・を紹介します。
同人誌(個人誌)ではよくこの手の「コンセプト本?」と呼ばれる、ある1つのモチーフ(基本的には何らかの著作物に依らない)を基に描かれた本をよく見ることができます。ワタシはその手の本が非常に好きで即売会でも見かければ手に取ったりするのだけど、中身が薄くていまいち面白くなかったりすることの方が多かったりします。近年ではチョコレート・ショップさんの「HIGE FIX」や「Xeno emission E1」、神葉烏龍茶さんの一連のコンセプト本が非常に良くできていてとても楽しませて頂いたわけですが、このような非常に完成度の高い本は滅多にあるものではありません。
で、ここで紹介する「美しい椅子」もその滅多にない本のうちの一つではないかと思うのです・・・いや、もしかしたら完成度でいえば上記で紹介した本達よりも勝っているかもしれません。
とにかく本の構成が非常に素晴らしい。巻頭の“PROLOGUE”で椅子のデザインとその美しさについてひとしきり描き、本の半ばで数々の椅子をイラストと共に紹介し、巻末の“EPILOGUE”で「道具」としての椅子の美しさについて描いているのですが、それはまあよくある構成だと思います。しかし、読み進めていく中、“EPILOGUE”の1ページ目と“PROLOGUE”のそれと構成が殆ど同じである事に気づき、この2つの話が同一の椅子の世代を超えた30年間の物語であり、椅子が所謂「消費物」としてではなく生活を豊かにするための道具として存在しているからこその「美しい椅子」なんだなぁ・・・と感じたときに(もの凄く単純かもしれませんが)非常に深い感銘を受けてしまったのです。凄く上手いなぁ・・・と・・・(^^)。
あと、絵イラストについてですが、遠藤嵩弘さん、相田裕さん、ゲストで描かれている八樹ジュンイチロウ(記述不明)さんも非常に雰囲気があってとても良い感じです。相田裕さんについては特にここで採り上げる必要もないでしょうが、遠藤嵩弘さんの絵はホント良い(単にワタシの好みなだけかも・・・(^^;)です。
非常に完成度が高くて、興味深くて面白いこの本。この手の本が好きな方はもちろん、相田裕さんのファンという方にも機会があったら読んで欲しいですね。
投稿者 Humi : 23:41 | コメント (0) | トラックバック (0)
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